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「中型船設計工作の電算プログラム化の調査研究」の報告書

 事業名 中型船設計工作の電算プログラム化の調査研究
 団体名 日本中小型造船工業会 注目度注目度5


■事業の内容

(1) 設計工作プログラムの開発研究
[1] グレーン(アントリミング)スタビリティプログラムの開発
 IMORTS.A264及び我国の国内規則の改正(昭和57年3月31日付け、舶査第112号、昭和57年5月20日付け、舶検第60号)に従ってアントリミング、グレーン運送を行う場合に必要となる諸計算を行うプログラムを並列艙口の一層甲板船(SHIFTING BOARDなし)、単艙口の二層甲板船(SHIFTING BOARDなし)及びカーバルク(カーデッキ格納状態、SHIFTING BOARDなし)の船型について開発し、昨年度開発した単艙口の一層甲板船(SHIFTING BOARDなし)と結合し、グレーン(アントリミング)スタビリティプログラムを完成させた。
[2] 船体運動性能プログラムの開発
 船体を2次元ストリップの連続体として波浪中における船体の3次元の運動性能を計算する、規則波斜め波中の船体運動プログラムの開発、操縦性(旋回性能)関連プログラムの開発及び不規則波中での船体運動性能プログラムの検討を行い、規則波斜め波中の船体運動プログラム及び操縦性(旋回性能)関連プログラムを作成した。
■事業の成果

中型造船業界の技術陣容の強化、高令化等を補い電算機を導入して基盤強化を図るため、複雑化する規則、高度化する造船技術をプログラム処理することが有効である。
 その一環として、昭和58年度よりグレーン(アントリミング)スタビリティプログラムを2ケ年、船体運動性能プログラムを3ケ年計画で開発する事業を行い、次の成果が得られた。
(1) グレーン(アントリミング)スタビリティプログラム開発の成果
 本プログラムが開発されたことにより、アントリミング状態でグレーンを運送する場合に必要となるスタビリティ計算が正確且つ、時間短縮されて計算できるとともに、設計段階においてもスタビリティ計算が容易に行われるので、設計の自由度等に寄与するところ大なるものがある。
 また、グレーンは今後多くの場合アントリミング状態で運送されることが予想され、本プログラムの使用頻度も大きいと思われる。
(2) 船体運動性能プログラム開発の成果
 船体運動性能プログラムは昭和60年度に完成する予定であるが、58年、59年度、2ケ年の成果を利用することによって船体の任意個所における相対変位、相対速度、動揺による加速度を求め、設計初期段階で運航性能を把握することができる。また、操縦性能に関しては、定常旋回運動、逆スパイラル運動、Z操縦運動、強風下保針性能等の運動を推定することが可能となり、パナマ規則で要求されている操縦性能ブックレットや操縦性能データなどが短時間で求められ、設計に役立つものと思われる。





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更新日: 2020年4月4日

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