日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 総記 > 一般論文・講演集 > 成果物情報

「超電導電磁推進船の開発研究」の報告書

 事業名 超電導電磁推進船の開発研究
 団体名 シップ・アンド・オーシャン財団  


■事業の内容

(1) 調査研究
[1] 超電導電磁推進装置の性能向上に関する調査研究
a. 推進装置用超電導磁石の高性能化の調査研究
 超電導磁石の高磁場化、大型化、形状等について、技術的問題の提起、可能性の調査および試計算を行い、将来の超電導電磁推進装置の設計資料を得た。
b. 海水通電効率の向上に関する調査研究
 超電導電磁推進装置の効率向上策として、海水の抵抗低減法について調査実験を行った。また、これまでの電極調査実験の総合的なとりまとめを行い、将来の電極設計資料を得た。
[2] 電磁推進船の最適船型の調査研究
 超電導電磁推進船として最適な船型形状を調査し、想定される長さ、排水量で試設計を行い、将来の超電導電磁推進船の可能性の調査を行った。

(2) 国際会議の開催
 超電導電磁推進船「ヤマト1」を中心とした、超電導電磁推進に係わる国内外における研究者(参加者222名、内、海外55名)による世界で初めての国際シンポジウムを開催し、最先端技術である超電導技術の船舶への応用についての技術交流を計るとともに、開発研究成果の啓蒙を行った。

※ 本事業は平成4年12月25日完了予定である。
■事業の成果

平成3年度における超電導電磁推進船の開発研究は、これまでの事業成果により実験船が完成し、平成4年2月実海域において係留試験およびボラード試験が実施された。これにより、平成4年6月末に計画している海上速力試験において予定どおりの船速が得られることが確認された。
 本年度の事業経過において得られた主な成果は、以下のとおりである。
(1) 超電導電磁推進船の全システムが正常に作動し、計画どおりの性能が得られることが確認された。
(2) 係留試験およびボラード試験の結果、「ヤマト1」のダクト水力特性の解明ができた。これにより、今後行われる速力試験において超電導電磁推進船の推進メカニズムの解明が可能になった。
(3) 超電導電磁推進船に関する国際シンポジウム(MHDS 91)を神戸において開催し、最先端技術である超電導技術の船舶への応用についての技術交流を計り、内外の貴重な資料を得るとともに開発研究成果の啓蒙を行った。
・ 〔基調講演5編、特別講演1編、国内21編、海外17編、計44編〕
・ 〔参加者:222名(国内167名、海外55名)〕
(4) 超電導電磁推進船の最適船型の調査で、排水量型船型、SES型船型について起電導電磁推進プラントの適否、フィジビリティスタディを行い、将来の実用的な超電導電磁推進船の最適な船型形状について指針を得た。
(5) 推進装置用超電導磁石の高性能化の調査で、コイル形状、高磁界、大口径化、長尺化等を検討し、それぞれの項目について技術的な問題点等の摘出を行い、将来の船舶電磁推進装置用超電導磁石の設計指針を得た。
(6) 海水通電効率の向上に関する調査で、有望と思われる海水抵抗低減策について調査を行うとともに、電極材料を含めた電極通電効率の改善策について総合的なまとめを行い、電極通電システムについて指針を得た。





サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
4,464位
(31,861成果物中)

成果物アクセス数
947

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2020年4月4日

関連する他の成果物

1.「超高速船の導入の円滑化に関する調査研究」の報告書
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から