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日本の献体四十年

 事業名 篤志献体の普及啓蒙
 団体名 日本篤志献体協会 注目度注目度5


献体33年

 

北海道大学医学部

 

北海道大学の献体運動は、昭和38年(1963年)に開始された。
本日現在の生存会員数は2,176名で、物故会員は520名で、計2,696名である。
献体運動開始より20年を経過した昭和58年(1983年)以降は、毎年最低120名以上、即ち1カ月平均10名以上の方々が入会して下さったが、献体運動開始当初の昭和38年(1963年)から昭和47年(1972年)までの10年間は入会者総数が僅か71名(年平均7名)で、物故会員は僅か12名(年平均1名)であった。
北海道大学白菊会は、昭和38年創設以来、昭和61年7月までは、白菊会北海道大学支部として本部の御高配のもとに献体運動を続けていたが、昭和61年8月より本部より独立して北海道大学白菊会として献体運動を行っている。独立を望んだ理由は、いろいろあったが、最大の理由は白菊会入会希望者が、一日も早く、白菊会会員証の入手を強く望んだことである。支部であったころは、東京の本部に入会申込書を送付し、会員証が支部に届くまでに1週間から10日を要したが、独立以後は当日のうちに会員証が発行される運びとなった。
北海道大学では、平成5年(1993年)に第98回日本解剖学会総会を開催し、この学会に先がけて、篤志解剖全国連合会第23回総会が開催されたが、この年は北海道大学献体運動開始より満30周年という記念すべき年でもあった。この会には、北海道大学廣重力総長はじめ多数の御来賓の御祝辞を頂戴いたし、北大白菊会関係者一同感激した次第であった。
献体運動発足より6年間は、会員が極めて少なく、集会や総会が開催されることはなかったが、発足7年目の昭和45年(1970年)からは、年一回総会を開催することになり、本年は第27回北大白菊会総会が5月11日(土)に開催された。総会に際しては、毎年北海道大学医学部の臨床系の教授による学術講演を行っており、テーマは「高齢者の疾患」について各科の教授にシリーズとして行っている。
北海道大学白菊会の初代会長であった故北間金松氏は、発足当初より会長を務められておられたが、平成4年(1992年)12月9日に逝去され、第2代目会長として佐藤幸雄氏が務められ現在に至っている。故北間氏も佐藤氏も人格者で、しかも統率力があり、北海道大学白菊会発展のために多大の貢献をされている。
私は北大白菊会代表を,昭和46年より25年間つとめさせていただいているが、入会された2,696名の会員一人一人に対して、敬意と感謝の念を持っている。
献体に関して、私がもっとも好きな言葉は「献体運動の根底には人類愛がある」という猪口清一郎昭和大学名誉教授が、献体者の会のスピーチでおっしゃられたものである。献体者の眞心により、医学、歯学が発展し、人類が健康で幸せに生き続けることができれば、これは人類愛以外のなにものでもない。
平成8年6月24日(月)(児玉譲次)

 

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