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日本の献体四十年

 事業名 篤志献体の普及啓蒙
 団体名 日本篤志献体協会 注目度注目度5


献体活動25年

 

日本歯科大学新潟歯学部

 

日本歯科大学新潟歯学部の創立は1972(昭和47年)で解剖学実習の開始された1973年度は6献体に対して学生数118人であった。それからの数年間は学生数が140〜150人と増加しているが、献体数は増えず7体前後を推移した。市役所、病院、老人ホームなどに出向いて学生教育に対する献体の必要性を説明し理解を求めた。しかしなお献体数は増えなかったため白菊会本部に現状打開策を相談したところ、倉屋会長自らの出席をいただき白菊会講演会を開催することとなった。昭和58年新潟の老人ホーム数ヶ所をまわって会を開き、倉屋会長は白菊会を設立した当時のいきさつや、医学、歯学教育にとって献体がいかに重要な行為であるかを熱っぽく説かれた。同行した支部長の池永さんはお寺の御住職でもあり、“自分が死んだときに火葬場に行ってボーッと焼かれて灰になってしまうのはいかにももったいない。火葬場に行く前に将来のある医学生、歯学生に人体の構造を勉強してもらうことができるのであればこんな良いことはないと思って自分は白菊会に献体登録をした”といった話をされた。
この様な倉屋会長と池永支部長のコンビでの講演会活動は昭和58年から61年まで毎年開催され、新潟の下越、中越、上越地区の施設をまわって行われた。この講演会と同時にまたは独立に臨床の先生方にお願いし「老人の歯について」、「歯科衛生について」、「歯と健康について」などの話をしていただきながら献体活動を続けた。この様な活動の成果が目にみえて上ってきたのは昭和62年(1987)からであった。それまでは殆どひと桁台であった献体数が昭和62年に2桁台(14体)に上がり、以来増加をつづけ、平成5年(1993)には30台の大台に乗り、現在(1995)もこれは維持されている。
大学の年間行事として解剖実習終了後に火葬にふし、大学講堂において仏式の解剖体慰霊祭(病理関係解剖体も含まれる)をとり行っている。基本的には慰霊祭終了時に御遺骨を大学からの感謝状、文部省の感謝状とともに御遺族に返還している。昭和58年には新潟歯学部の墓地が霊園内に建立され、毎年8月にはお盆供養を行っている。白菊会支部総会を解剖体慰霊祭時に開催し、会員の親睦を兼ねた日帰りバス旅行を昭和63年から毎年1回行ってきた。
解剖実習を終了した学生による感想文集「献心」(献体をしてくださった方々に対して私達は感謝の心を献げようという意味がこめられている)を昭和58年(1983)から毎年1回発行し、1996年までに第15集まで刊行した。また白菊会支部会報「献心」は会員からの投稿文を主体としたもので昭和60年(1985)に創刊し1995年までに第11号まで発行した。

 

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