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日本の献体四十年

 事業名 篤志献体の普及啓蒙
 団体名 日本篤志献体協会 注目度注目度5


「有終会」20年の歩み

 

島根医科大学

 

島根医科大学は昨平成7年創立20周年を盛大に祝ったが、本学における献体に関わる活動・運動は、地域との結びつきに立脚して発展してきた、本学の歴史における重要な一部であったともいえる。昭和51年4月、島根医科大学が創立されるや、同5月25日、県民有志により県民会館にて、第1回島根県献体推進協議会が開催された。引き続き翌昭和52年6月4日本学において献体申込者の集いを開催、同7月25日第1回献体者の会発足準備会を開催、同8月23日の同第2回開催に際し、会の名称「有終会」ならびに会則を決定、初代会長塔村春重氏を選出、同10月25日には、第1回有終会総会が開催され、同日、同年度解剖体慰霊祭が挙行された。こうして発足した「有終会」は、以後順調な発展を遂げ、お陰をもって今日まで学生2人に1体という恵まれた状況下で、毎年学生たちが厳しい指導の下存分に実習に励み、単なる知識にとどまらない多くの教えをご遺体から学んでいる。
この間、有終会、大学教職員、施設をはじめとする、多くの方々の多大なご尽力があったことは言うに及ばない。有終会会長初代塔村春重氏、2代錦織義宣氏、3代多田昌一氏、平成7年10月より現在に至る4代馬庭信蔵氏、各地区の理事を中心とした会員の方々、解剖学教室の中村和成(第1、初代)、田中修(第1,2代)、沖充(第2、初代)から、現在の大谷浩(第1,3代)、安井幸彦(第2,2代)の各教授はじめ教官、開学以来献体業務に心血を注ぎ当たられた堀江幹および後任の堀江哲史技官、庶務課職員の継続的な努力、さらには解剖実習の開始と終了時のセレモニーおよび慰霊祭をはじめ、ことある毎に、歴代学長、副学長より多大のご協力をいただき、今日の有終会の確立と実習の充実した施行が可能となっている。
有終会の会員数は、平成8年7月1日現在で、登録者総数1,496名、うち成願者数453名、現会員総数904名、退会者数139名(死亡取り消し、県外転居など)となっている。これまでの献体総数は1,080名だが、有終会の確立・発展に鑑み、平成4年度から献体は有終会の会員のみより受けている。会の活動としては、毎年10月に総会、解剖体慰霊祭(平成5年度より無宗教・無宗派による献花方式で挙行している)、それに先立ち理事会を挙行するほか、会報「有終」を発行し、会の活動に関する情報、学生の実習終了に際しての感想文、大学教官による健康講話などに加え、会員の方々からの原稿も募り、献体そのものや会への理解を一層深めると同時に、会員間相互の親睦を深める一助としている。また、島根県の人口分布にも影響され、会員のうち約4分の1弱に当たる200名は施設に入所しておられ、大学側の事業として、毎年夏、解剖学教室教官と庶務課職員により、これらの施設を対象に献体広報活動を行っている。

 

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