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外洋における油流出事故対策の調査研究報告書

 事業名 海洋における油流出事故対策に関する調査研究
 団体名 シップ・アンド・オーシャン財団  


4.6 成果

ワークステーションを使用した既存のシステムを改良して、ノートパソコンを用いた流出油拡散漂流シミュレーション・システムを開発した。本研究で得られた成果の要点は次のとおりである。

(1)汎用性・携帯性の拡大

Windows95 を搭載したパソコンで動作するようにシステム開発したことにより、旧システムに比べて飛躍的に汎用性が増し、インストール用CD-ROMさえあれば広く普及しているパソコンで容易に取り扱えるようになった。ノート型のパソコンでも使用できるので、携帯性が格段に向上した。同時に、データの入力方法等を改善し、特に訓練を受けなくても誰もが使えるように配慮した。

 

(2)風化モデルの厳密化

実験値の理論的解析に基づく風化モデルを採用した事により、より厳密さを増した物性変化予測が可能になった。

 

(3)物性パラメータ設定の迅速化と拡張性確保

従来油種ごとに複数の物性パラメータを入力していたものを、より簡便に油種のみ選択すれば良いように変更したため、流出油の物性変化予測がより迅速に行えるようになった。また、新しい油種の物性パラメータが得られれば、データベースに追加して行けるよう拡張性を確保した。

 

(4)現場データの検証による信頼性の向上

本システムの対象海域で実際に発生した油流出事故のデータによる検証を行ったことにより、実際の海域で発生した油流出事故を再現し得るものであることを確認した。

 

(5)他海域データテーブル利用の発展性確保

本システムが対象とした相模湾・伊豆大島、四国・紀伊水道、対馬海峡の3海域以外の場所についても、日本水路協会が保有する海域データテーブルが存在する海域については適用可能であるような汎用性、発展性を確保した。

 

 

 

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更新日: 2020年9月19日

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