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膨張式救命いかだ整備技術指導書

 事業名 認定事業場の品質管理向上のための調査指導及び講習
 団体名 日本船舶品質管理協会  


なお、隔膜により内外主気室に分離されているいかだは、内(外)主気室の試験を行った後、外(内)主気室の試験を行うこと。

(ロ) 再度、主気室の内圧を120oHg(1,632oAq)、床気室の内圧を20oHg(272oAq)に調整する。このとき、開始時刻、室温、大気圧、気室の表面温度を記録する。

(ハ) 1時間放置後、終了時刻,主気室の内圧、室温、大気圧、気室の表面温度を測定し、記緑する。温度及び大気圧の補正を行って、内圧が初圧の95%以上あることを確認する。

床気室は著しい圧力低下がないこと。また、乗込台は膨脹していること。(試験後の圧力を測定する必要はない。)

製造後10年以上経過したいかだが不合格の場合は、修理を行うことなく廃却とする。

製造後10年未満のいかだが不合格の場合は、漏洩探索および修理後、再試験を行う。

ただし、修理は"臨時検査を受けなければならない修理"の範囲を超えてはならない。

補正値は、次の基準により算出する。

気圧上昇1ooHgに付き、内圧補正値+1oHg(+13.6oAq)

気圧降下1ooHgに付き、内圧補正値-1oHg(-13.6oAq)

気室温度上昇1℃に付き、内圧補正値-3oHg(-41oAq)

気室温度降下1℃に付き、内圧補正値+3oHg(+41oAq)

(ニ) 1時間放置後、内圧の低下が著しい場合は、次の方法で漏洩個所の探索をすること。

@気重表面に「石けん水」または「もんじゅ液」を塗布し発泡個所を調べる。主気室の場合は、内圧を150oHg(2,040oAq)に上昇させて行う。また、安全弁付きいかだの場合は、安全弁を閉止しておくこと。

A「石けん水」または「もんじゅ液」は、塗りすぎると、かえって発泡しにくいので注意のこと。

B全面微少漏洩は発見しにくいので、照明等をうまく利用し、全面的に何度も繰り返して調べる必要がある。

C発泡個所を発見したら、マークし修理部門にまわす。全面に漏洩がある場合は、廃却とする。

D「石けん水」または「もんじゅ液」を塗布またはいかだ水洗等を行った場合は、取付けられている索類を十分乾燥してから試験しないと、気室の表面温度変化となるので注意のこと。

E修理が終わったいかだは、所定時間放置した後、再試験を行うこと。

(6) 安全弁の作動試験(安全弁付きいかだのみ)

主気室にコンプレッサの圧縮空気を徐々に送気し内圧を上昇させ、安全弁の放出口に「石けん水」または「もんじゅ液」の膜を張って、膜が破れたときの圧力を測定し、開放圧として記録する。次に、徐々に排気し主気室の内圧を下降させ、安全弁の放出日の水膜の膨らみが止まったときの圧力を測定し、開止圧として記録する。なお、この試験は各々2回以上行うこと。

開放圧及び閉止圧のそれぞれの平均値が、±20oHgの範囲にあるものは合格とする。(ただし、A.689対応いかだの開止圧は100oHg以上とする。)

この試験で安全弁が不合格の場合は、はがして新品を接着した後、20時間以上放置し、再度試験を行うこと。接着を伴わない場合は、ユニット交換後、再度試験を行うこと。

 

 

 

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更新日: 2020年9月19日

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