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ライフサイエンスシリーズ「緩和ケアにおける症状観察とコントロール」

 事業名 保険医療に関する教育及び調査研究
 団体名 ライフ・プランニング・センター 注目度注目度5


T. 緩和ケアの適用

 

末期患者に対する看護ケアの要点

 

末期医療とは何かは,すでにみなさんご存知の通りです。他覚的に弱っているようにみえる患者さんにも,体力・気力はかなり残っています。その潜在能力を患者さんが望むように使えるようにすることが末期医療の最終目標です。何をさせなければいけないとか,こうしなければいけないという医療側の考え方を押しつけるのではないのです。

図1はイギリスのオックスフォードにあるホスピス,サーマイケルソーベルハウス(Sir Michael Sobell House)のトワイクロス先生による「ホスピスの家」と題した図で,ホスピスという考え方を地上3階地下1階の建物として描いたものです。

ホスピスとは,施設を指すのではなく,患者さんのケアについての考え方を指す言葉です。施設がなくても,やろうと思えば,知識と技術,そしてそれらを適用できるアート(わざ)があれば,どこでも実施できるのです。在宅でもできます。施設がないからできないというのは,やる気のない人の言い訳かもしれません。

まず,1階部分がもっとも重要です。患者さんの症状の緩和を図ることと,心の問題に支えをよきチームワークのもとに提供することです。10年ほど前,看護婦さんの会合でのフロアからの質問の中に,痛みや他

 

 

 

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更新日: 2019年12月14日

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