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ライフサイエンスシリーズ「緩和ケアにおける症状観察とコントロール」

 事業名 保険医療に関する教育及び調査研究
 団体名 ライフ・プランニング・センター 注目度注目度5


モルヒネの非経口投与法

 

経口投与できないとき,あるいは経口投与できても消化管での吸収が低下しているときには,直腸内投与や注射を行うことになります。

直腸内投与には,経口投与と同じmg数かすこし少な目の量を用います。市販の坐剤「アンペック」を8時間ごとに用いるのが便利ですが,アンペックには10mgと20mgの坐剤があるだけですので,もっと大量に投与しなければならないときには,塩酸モルヒネ末を投与直前に少量の水に溶いて注射器とネラトン・カテーテルで肛門から注入します。このときには,4時間ごととします。病院によってはMSコンチン錠をそのまま12時間ごとに肛門から投与しています。それで効くのですが,日本ではこのような投与法はまだ公認されていません。

注射でモルヒネを投与するときには,皮下注射の場合も静脈内注射の場合も,経口投与量の2分の1のmg数を用います。ワンショットの場合には4時間ごととしますが,その都度針を刺されるのは,不愉快ですし,不便でもありますから,持続注入器を用いた持続皮下注入法や,静脈路が確保されているときには持続静脈内点滴とします(この場合,モルヒネはなるべく小さな点滴瓶に入れ,側管で点滴セットに接続しておくと実地上便利です。必要なとき,点滴早や落としをして痛みに対応しやすいし,残液の廃棄も簡素化します)。

 

モルヒネが有効であるが使わないほうがよい痛み

 

消化管の疝痛にはモルヒネが有効ですが,長期にわたって対応するには他の薬を使うのがよいのです。モルヒネは腸の平滑筋を収縮させるか

 

 

 

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更新日: 2019年12月7日

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