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電装作業安全衛生ハンドブック

 事業名 船舶電装工事の労働災害の防止
 団体名 日本船舶電装協会 注目度注目度5


参考 電装業の労働災害の実情

 

労働災害発生概況及び労働災害防止意識に関するアンケート調査を主要会員を対象に次のとおり実施した。

調査期間:平成9年1月〜平成10年12月

調査会社数:102社

回答会社数:55社 回収率:54%

労働災害が発生していた会社数:9社

労働災害が発生していた件数:14件

 

1 調査結果の概要

労働災害防止意識に関する調査結果は、表参-1のとおりである。安全意識はかなり高いが、事故発生の要因分析・防止対策にも有効な『ヒヤリ・ハット』、『K.Y.T.』及び『指差呼称』の導入・実施が疎かにされているところもあるので、これらの積極的な導入を推奨したい。また、一部には基本的な労働災害防止のための安全教育、保護具の確認等が実施されていないところもあるが、当たり前の『安全行動』を日頃から、各社に合った方法で地道に続けることが必要である。

労働災害発生の具体的内容に関する調査結果は、表参-2のとおりである。

事故の発生は、あらゆる場所において、あらゆる作業において発生することを示している。経験年数から見ると5年未満と20年以上の者で発生件数が高い、また、年齢的には40歳以上が高くなっている。災害の程度は、100日以上の休業になっている被災者が3人もあり、本人や家族の肉体的・精神的苦痛や経済的な打撃はもとより、社会的損失、事業経営にも重大な影響を与えていることがうかがわれる。『安全は絶対、仕事は第一』で『安全意識とその実行』に継続的に努力していくことが重要である。

 

2 電装工事における労働災害の実例

2.1 アンケートに記載された労働災害の実例

1] 工場内において、船舶用モータの修理を終えて、道路に止めてある軽トラックに積み込むためモータを持ち上げ軽トラックの方へ歩きだそうとしたとき、修理の際にモータを載せていた台木の端を踏みつけた際に左足首を捻り捻挫した。

2] 一括ブロックの電気器具台取付け工事を同僚と行っていたが、電気器具台(1s)が不具合のため工場において手直ししようと電気器具台を持ってはしご(高さ約2.9m)をおり始めたところ、2段ぐらいを降りたところで、はしごがずれ下がり、被災者ははしごと共に落下し、両足かかとより着地しその衝撃で、両足かかとを骨折し、60日の休業となった。

 

 

 

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更新日: 2019年12月7日

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