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電装作業安全衛生ハンドブック

 事業名 船舶電装工事の労働災害の防止
 団体名 日本船舶電装協会 注目度注目度5


クレーン操縦者は、ガス型切り工場建物がブラインドとなりレール上に人が居ることの確認が不十分であった。

11] ハッチカバー間の通路を歩行中に何らかの物につまづき転倒し、パイプスペース甲板に転落(高さ約4m)し、中心性頚髄損傷で、長期間の休業となっている。

12] 脚立上で電線布設作業をしていてバランスを崩して転倒し、左肋骨2本を骨折し、18日の休業となった。

13] 漁船のマスト上でアンテナを外す作業中、アンテナに手を伸ばして腰を浮かせた際に船が揺れたため落下し、デッキに落ちる途中で胸を打って肋骨を骨折し、15日の休業と14日の軽作業となった。

14] バウスラスタールームに酸素ボンベから漏れた酸素がたまっているのを知らないで喫煙し、タバコが激しく燃焼し、作業服に燃え移り全身熱傷し、357日の休業となった。

 

2.2 アンケート調査以外の労働災害の実例(電装協会調べ)

1] レーダーマスト上で作業中、レーダーアンテナが突然回りだして転落し、死亡した。

2] 修理船で、音響測深機の送受波器の点検修理のため船底に降りたところ、事前のガス計測(酸素濃度や他毒性ガス濃度等}を行わなかったために、酸欠で呼吸困難となり、救出も遅れ死亡した。

3] 無線定期検査のための準備をしている最中、手動式空中線切替装置(ANTENNA CHANGER)にある差込み式切替器の絶縁部分を手で握り試験中だったが、同時に汽笛テストも実施していたため、高圧の静電気が発生し、切替器の絶縁部分の絶縁破壊を起こして感電し、しばらく人事不省に陥った。汽笛作動や落雷時は、放電が起こるため絶縁部分があるといえども、完全に安全とはいえない。

4] 修理のため、中型漁船を訪船、船の木製渡し板を渡り始めたところ舷側の方が離れ、板と共に技術者は測定器類を持参のまま海面に落下、作業衣、工具類の重い装備のため海中に沈下、危うく窒息死寸前に陥った。渡し板の設置確認不良が原因。

5] 線状空中線の引揚索を降ろそうとしたところ、急に引揚索の結び目が解けて空中線関係のアンテナワイヤ、碍子が一挙に落下し、辺りに飛散し怪我、ヘルメットを着用してなければ大事故となるところであった。他の技術者が引揚索をまたすぐに降ろそうと思い、仮に結んだことが原因。

 

 

 

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更新日: 2019年12月14日

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