日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 社会科学 > 社会 > 成果物情報

船の科学館ものしりシート

 事業名 基盤整備
 団体名 日本海事科学振興財団 注目度注目度5


No.5/36

 

船のしくみII

 

1. アルキメデスの原理(げんり)と浮カ(ふりょく)

アルキメデスの原理とは、「水中の物体は、その物体が押しのけた水の重さと同じ上向きの力(浮力)を受けて軽くなる」という原理です。伝説によれば、シチリア半島シラクサの王から王冠の金の純度を調べるよう命じられたアルキメデスが、風呂に入って水が溢れると共に自分の体が軽くなることから(溢れ出た水の重さと自分の体の重さが同じだということ)発見したものといわれています。

 

009-1.gif

 

2. 浮力

水中や水面に浮く物体には、上向きの力(浮力)が働きます。この浮力は、物体に働く重力、つまり物体の重さとつり合っているから、水は浮力と同じ重力(じゅうりょく)を支えることができるのです。これを、鉄のかたまりで考えてみましょう。鉄のかたまりを水の中に入れれば、すぐに沈んでしまいます。これは、鉄の重さが水から受ける浮力よりも大きいためです。ところが船はその鉄でできているのに浮かんでいられます。なぜ鉄の重さより大きな浮力を得られるのでしょうか。浮力は水中の接触面積(せっしょくめんせき)が大きいほど大きくなります。つまり、この鉄のかたまりの接触面積を大きくする方法を考えればいいのです。

鉄をたたき延ばして鍋のような形にして浮かべてみます。この鉄と水との接触面積は驚くほど大きくなり、従って働く浮力も飛躍的に大きくなって同じ重さの鉄でも水に浮かべることができるのです。

 

009-2.gif

浮力の実験

水より重い鉄のかたまりは、水に浮かばずにそのまま沈んでしまいます。しかし、この鉄のかたまりを薄く延ばして器の形にすると、その器は水に浮かびます。これは、器と水面との接触面積が広がって、多くの水を押しのけ、器を浮かせようとする力(浮力)が生まれるからです。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
45位
(31,556成果物中)

成果物アクセス数
202,201

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2019年11月30日

関連する他の成果物

1.船の科学館パンフレット
2.船の科学館資料ガイド「青函連絡船 羊蹄丸」
3.大阪港における規制緩和を踏まえた港湾運送事業の経営基盤強化に関する調査研究報告書(要約編)
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から