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アジア市場におけるアセアンフェリー導入支援調査

 事業名 基盤整備
 団体名 シップ・アンド・オーシャン財団  


1.3 プロジェクト第2フェーズの実施

2000年に行った第2フェーズでは、オーストラリアの旅客船造船所C造船所と新たな協力関係で合意し、フィリピン及びインドネシアでの市場調査を行った。

C造船所は、マーケティング代理店を通じ日本のエンジンメーカーA社と連絡を取り合い、今後の事業機会の発掘を行った。

オーストラリアの旅客船造船所はすでに欧米のエンジンメーカーとの協力関係を築いており、日本のエンジンメーカーがこの分野に参入するためには効果的なマーケティング活動が必要である。日本製エンジンは低速及び中速旅客船に適していると考えられるが、船舶全体に対するファイナンスを提供できない場合には、今後の販売機会は限られたものとなることが予想される。

第2フェーズからは、日本のエンジンメーカーの東南アジアにおける事業機会として以下の案件が抽出された。:

→ インドネシアにおける漁船エンジン販売機会

→ フィリピンのBullet Xpress社との事業機会

→ フィリピンのバタンガスの旅客船事業者の新部品販売機会

→ フィリピンのStarlite Ferries社の交換用エンジン販売機会

→ インドネシアの新規旅客船事業者Australindo社との事業機会

→ インドネシアで現在日本の中古船を使用している顧客との事業機会

 

1.4 東南アジア市場状況

・フィリピン

最近の景気後退にも拘らず、フィリピンでは高速船便に対する継続的需要がある。しかし、旅客船事業者は低運賃、高燃料費などに悩まされており、採算性は低い。こうした状況から、中古船の市場が強い。また、既存の事業者は、MTU社製をはじめとするヨーロッパ、米国製のエンジンを好む傾向がある。日本製のエンジンに対する評価は高いものの、低速船用、漁船用というイメージが強い。

 

 

 

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